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仙腸関節性の腰痛症 (2)|院長コラム|ないとうクリニック
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院長コラム

仙腸関節性の腰痛症 (2)

2024/04/25
・現代医療の落とし穴: 日常遭遇する腰下肢痛は神経圧迫による痛みが多いとの錯覚がある
・ビルの構造からわかるが、地震によりビルの周囲が崩れても、内部の重要な部分は守られていることが多い。人間の体も、負担がかかるとまず筋膜、靭帯に負担がかかり、体内の神経は保護されている。筋膜や靭帯由来の痛みが、神経圧迫の痛みより圧倒的に多いと考えられる。
・レントゲンに写らない靭帯などの痛みは、一般的に治療しなくても治る(些末な痛み)ととらえられてきた。しかし、適切な治療をしなければ、難治性の腰痛になる
・2001年 N Eng J Med.にDeyoは腰痛のメカニズムの70%は筋肉靭帯損傷(腰椎捻挫)が関与と報告している

・超音波診断装置の進化により、仙腸関節後方靭帯部に発痛源が多いことが判明した。

・仙腸関節は動かないと言われているが、3DCT解析で、AKA博田法操作の前・直後で仙腸関節の動きを検出することができた。 仙骨に対して、腸骨が頭尾方向に1.5mm動いたことが証明された。

(院長の感想)AKA博田法により、仙腸関節を数mm動かすことが可能とされていたました。しかし、なかなかその事実を画像で証明することができませんでした。村上先生はAKA博田法により仙腸関節が動くことを始めて画像にて証明しました。本法を実施している私にとり、とてもありがたい研究結果報告でした。

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