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仙腸関節性の腰痛症(4)|院長コラム|ないとうクリニック
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院長コラム

仙腸関節性の腰痛症(4)

2024/04/25
・仙腸関節障害の痛みとしびれ 仙腸関節付近の臀部痛 鼠径部痛を伴うことが多い。
・デルマトームに一致しない下肢痛、しびれ
・両側例もまれではない。
・原因不明のそけいぶ痛に仙腸関節障害が多い
・大腿外側部痛(大転子から膝外側)は神経根障害では出ない領域である。

・痛みの出る動作と姿勢
 #1 座位が痛い (正座は意外と樂である)
 #2 仰向け、側臥位が痛い
 #3 寝返り、立ち上がり、朝に居たい

 これらの所見がでたら、仙腸関節障害の痛みを疑う

・検査所見

 単純レントゲン・CT・MRI・骨シンチでは、仙腸関節障害に特異的な画像所見はない。

 現代医療の思い込み。 画像診断機器の進歩は、疾患は必ず可視化できる!とうい考えがある。しかし関節の機能異常を画像でとらえることは、現在の画像診断機器では不可能である。

 超音波診断装置の進歩により、仙腸関節後方の靭帯に異常像がでる慢性化例があることが判明している。

 One Finger テスト:患者様に痛いところを、示指で指差してもらい、 後上腸骨棘(PSIS)部分を指させば、85%は仙腸関節痛である。

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