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院長コラム

仙腸関節性の腰痛症(5)

・仙腸関節障害の診断基準
#1 仙腸関節周辺の臀部痛
#2 SIJ shear test,Gaenslen test, Patric testの1つ以上が陽性
#3仙腸関節ブロックで70%以上の疼痛軽快

〇仙腸関節障害の治療

・軽い仙腸関節障害は安静だけで軽快します。
・骨盤ゴムベルト
・AKA博田法  仙腸関節の動きを回復させることで、腰痛が軽快、消失する。効果的であるが、技術の習得が大変である。

・新しい受動術(Swing-石黒法)

・仙腸関節ブロック  仙腸関節腔内ブロックは容易ではない。関節外後方靭帯ブロックは比較的容易である。
・仙腸関節の後方靭帯ブロックはone finger testでPSIS付近を指さす患者の81%に有効であった。

・仙腸関節後方ブロックの効果機序  :緊張した後方靭帯へ麻酔薬(容量を持った溶液)を注入することで、神経終末への麻酔効果と溶液が空隙に注入されることで、関節の不適合が改善するかもしれない。


〇手術療法
欧米で仙腸関節固定術が急増している。村上先生の病院では、1%程度である。欧米に比べて、手術例は少ない
・仙腸関節固定術後、股関節の開排角度が減少する。この結果から、股関節の可動性の一部(10-20度)は仙腸関節の動きで獲得していることが判る。
・保存療法の限界を示唆する臨床像
#1 座位可能時間が5分以下
#2 患側下側臥位が困難
#3 就労・就学が困難
これらの症状があると、手術に至る可能性が高い



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